ヤンマーの4条刈りを操る、ごいみのおかあさん。
クボタのキャビン付きで稲刈する隣村。
いいなあ。あこがれの4条刈り。
2の2倍だもの。
我が家の農業形態でいうと。
腰の曲がったばあちゃんが、一番役に立つのだが、親を酷使する息子もダメと言われかねないので、一人で稲刈やっている。
また、工場地帯の自転車屋からやってきた◎◎妻では、農家の動きなどさっぱり読めず、先々の仕事を心配することもなく、コンバインなど乗せようものなら、あー!といいながら、田んぼの外に転落するのが関の山である。
我が家のコンバインは2条刈りである。
いまどきの農家としては、非力である。
ただ、我が家は、これが精一杯である。
かつて農業部門の仕事についていて、従業員に給料が出るモデル農家をシュミレーションしたことがあった。従業員とは、事業主の農家夫婦が雇われていると考えてである。
結果。水稲単作では経費が多くて給料が出ないことが分かった。
方策としては。
国から設備投資の補助金を、永遠に半分づつもらいつづければ、やや成り立つ。
つぎに。
機械をほしがらず、工業高校に入った気になって、よくよく整備して長持ちさせることである。
さらに。
人を使わずに、自分が2倍動けばよいのである。
ただし。
方策の3番目は、えらく疲れるのである。
(コンバインが来た日のこと)