今年の米の出来はどうか。
猛暑による乳白米で2等米になるのではないか。
放射能の影響はないか。
先日、福島県会津坂下町まで行政視察に行って、一番米の検査結果、放射能の影響は無かったという結果を聞いて、ほっとした。
我が家の田んぼはどうだ。
田んぼなど、見たくない。
フエだらけ。
ベトナムの古都、「フエ」ではない。
越後の農家は、「稗」のことを「フェ」という。
コメ余りの国策、高級志向、安全志向などと消費者を炊きつけて。
JAのいうことをきちんと守り、やがてはこうした減農薬有機栽培が報われるだろうというまぼろし。
たった60キロあたり500円ほど高く買ってくれるだけで、高い肥料高い農薬、多くの手間を使って、・・・・・おいらの技術では、こんな田んぼにしかならない。
こんなん、やめて、美しい田んぼに戻したい。
今年の秋は、収穫後田んぼに火をつけたい。
稲わら焼却やめましょう・・・なんていうきれいごとではなく、原始時代からの営み、焼畑により、悪い虫を殺し、雑草の種は燃やしてしまいたい。
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亡父の、米作りの名声を聞いたことがある。
「越路早生の先生」といわれ、県外から視察が来たこともあるようだ。
目下、 おいらはフエの栽培に励んでいる。