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放流院鮭子の生涯


 
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 3月14日。

 職場に、鮭の放流を見にこないかーっていうお誘いの、そのまたお誘い。

 「写真撮りに、ついていっていーかー」

 仕事場の、ホームページにかかわる1人として。
 
 
 聞けば、小学校4年生が放流の係。

 「稚魚4万5千匹、さて何匹信濃川に戻って来るのでしょうか」

 「生還率0.03パーセント、4年後にだいたい120匹が帰ってきまーす」

 「いってらっしゃーい」



 
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 スロープを滑り落ちる稚魚。




 
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  信濃川、昨日の雨で濁っている。

  それでも、群れになって向かってゆくではないか。


 
 
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 参考までに、この稚魚。

 県単価で1匹いくらと決まっている。

 鮭の孵化放流事業は、環境教育の教材として買われている。

 であるから。

 みんなが、信濃川の鮭を食べたいというところまで、大それたTPP議論しろとはいわないまでも、近づいてほしいと思う。

 農林水産業は、手厚い保護といいつつも、施策効果がばらまきといいつつも、高齢化社会を支えている面もあり、治山治水とともに環境に寄与している面もあり、少しはこの多面的機能を理解してほしい。

 乗道とか、地理とか、あら明日香とか、漢字で書いてもばればれの、外国からの養殖を、輸入するのではない。
 

 ではまた。

 シャケナベイビー!

 
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by kbmn37gnkds | 2013-03-14 19:48 | 越後の国のこと
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