身重ひく、えー身軽は、差し引きの度量衡。
たたわの柿ノ木ひく、えー丸はげの柿の木は、柿の収穫量
この収穫作業に使ったおいらのエナルジーは、3時間。
これが、干し柿になれば、おいらの労苦も、報われるというわけだ。
ただし、海の牡蠣とちがって、この柿はつまみにならん。
飲んだ後の、健康効果を、期待するよ。
柿くんにつぐ。
「おいらの労苦に、こたえてほしい、肝臓よ永遠なれと!」
さてと。
朝散歩の、柿くん。
見るからに、たわわーりんぐ、いんふえるの。
それでこんどは。
夕方の、柿くん。
見るからに、搾取、強奪の極み、痛めつけられて、身を切られて。
「羊毛ならば、すっきりした感もあって、いいんじゃないかあー」
おいらは、問いかけるが。
「こんなに枝ごと切られて、来年は知りませんよ、ぷんぷん!」
などと、柿くんに言われても仕方ないほど、やっちゃった感はある。
ただ、お前は強いから。
来年というわけにはいかないが、数年後には、また天に伸びゆく。
おいらは、またのこぎりを持って、向かってゆくさ。
しょうがない、おいらの部下なんだから。
追伸。
高齢期にむかうので、おてやわらかに。
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