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脱出、会津の山奥にいく

 

ドラム缶のような妻が、1Fのクーラー部屋で寝ていたので、

 「おい、おまえ!」

 と、警告をしたのが午前3時。

 そのあと、この熱帯夜、おいらも暑くて寝付けない。

 夜中に逃げ出せば、会津に行ける。よっしゃ。

 ということで、3時半出発、山形大峠経由喜多方西会津まわりで、出かけてきた。
 
 熱塩加納で日帰り入浴して昼寝してきた。


 ということで、ざっと。

 
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 7時には、道の駅飯豊を過ぎてローカルたんぼの見回りをして。

 ひまわりなどという奇特なものを植えている場所にきて。




 いつものコース。

 農業高校分校跡地に建つ石碑


 
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 すきな石碑を見て、納得し。

 「ほんと、人生はこれしかない、この2場面だけ」

 晴れれば耕す、雨降ればこもる。

 金なくば工夫して知恵を絞る、金あれば、ぱらりと使う。

 時に泣いて、時に笑い。


 400字詰め原稿用紙的な石を切り出してもらい、家訓に残すなんていいなあ。

 この場所は、子どもたちが小さい時にも行っている。




 墓場をめぐる。

 
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 どんづまりの喜多方山手集落、この先とうせんぼと林道に柵。

 集落に寺あり墓地あり。

 墓誌をみる。

 昭和20年の4月と8月に戦死。

 おんなじ家の中で、子を亡くした母の悲しみを思う。



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 他県の、勤勉な農家と世間話が楽しい。

 「新潟の米コシヒカリもうまいけど、ここ奥川の米は、もっとうまいよほんと、水がぢがう」

 「飯豊源流から引いてっから」

 「昔ならば、みんな飲んでた水だから」

 などと、食堂で出会った農家と世間話をして、食堂の人ともご飯の話をして。

 「ごはんうまいっていうから、今度ここ来た時は、玉子丼注文するさ」

 おいら。

 「なんでカツ丼にしないの」

 店の人。

 「会津はソースかつ丼だから、いまいちだめなのよ」

 「あまくて、ソースの味しかしないのはだめ」

 おいら。


 「じゃ、新潟はどんなのよ」

 「甘い、うなぎのたれみたいのがかかっているやつ、タレカツ丼、これはうまいよ」

 「んじゃ、うちの店も新商品開発だ」

 「おとーさん、きてきてっ」

 世間話が続く。


 そんなんで、道草食い食い、帰ってきたさ。


 それじゃ、バイクに乗って、天日干しになったし、ビールタイムじゃ!


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by kbmn37gnkds | 2014-08-03 18:44 | 茶がらけ日記
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