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青春18たす34歳間際の旅

 8月7日。

 旅とボキャブラの大先輩である芭蕉翁から、東北に来ないかーと誘いがあったので、汽車に乗って旅に出た。

 あてもなく、北海道函館まで、ロングロング乗り鉄で、途中いいところがあれば、それはそれでいいやと思いつつの旅だったので、本1冊、日暮れれば酒を飲む飲むの旅企画、ジョルダン検索、青春18新潟函館のプリントアウト1枚。
 車中にいる乗り鉄に時刻を聞きながら、旅を楽しんだ。



 乗り鉄は、親父も少年も、時刻表とカメラを持っている。

 乗り鉄は、たとえ3分でも停車駅があると、必ず写真を撮りにゆく。

 おいらの、青春18鉄道のカテゴリは、乗り鉄・飲み鉄複合型である。




 それでは、旅の世界へ


 

 
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 あつみ温泉で。

 ばしゃっ。

 アンニュイなシャッター音だ。


 
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 ぽしゃっ。

 くさそうなシャッター音だ。

 でも、おいらにとっては、おろしたての軍足だし。



 
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 通常、くたびれた、鈍行普通車両が、おいらたちの乗り物だ。

 しゅっぽっ。

 機関車風レトロなシャッター音だ。

 マグネシユウムのストロボが光りそうな感じである。




 ・・・・・・・・・・・さてと、遊びではなく旅日記。


 
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 車内風景


 前後に時刻表乗り鉄、後ろに乗り撮り鉄。

 チャリ旅族4.5名。


 

 
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 そんでもって、象潟でおりた。

 自転車を200円で借りて散歩にでた。


 
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 海に向かって、真正面に、せがれが暮らす飛島が見える。

 テーブルアイランド飛島。

 「飛島に 流刑のせがれ なにおもう」

 「おやごころ 益荒男なれと つぶやきつ」



 
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 デイパツクの芭蕉先生が立っていた。

 曽良という、観光ガイド、世話役がいれば、荷もそんなもんでしょ。

 40リッターザックでは、詠むのも無理でしょ。



 
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 つぎに象潟の道の駅、9時から夜9時まで350円サウナ付展望温泉有り。

 さらりとつかり、サイダーを飲む。朝4時起床、5時23分からの旅靴下を脱ぐと、ほつこりする。


 
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 お昼は観光案内所できいた店に。

 このーあのーそのー食堂。

 手打ち麺、味の素なし、ジモッティーが集合していた。大正解。

 ちなみに、案内所でのリクエスト方法は、

 駅前食堂的、大衆のラーメン屋、値段そこそこ。


 食べログなりで、あのーそのー食堂をキーワードに調べてみてください。


 また汽車に乗る。

 駅について時刻表を見る。

 ここで考えた。

 台風近し、土方君が招待する北の大地、函館五稜郭のスーパー銭湯にいくべきか。

 秋田に泊って焼き鳥食べて、翌朝新日海の船旅でかえってくるか。



 
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 「酒田着、ミニ散歩」

 「鶴岡着、ミニ散歩」

 ということは、青春18、るろうに転進かあ。

 「JR快速きらきら羽越線が金曜日なのに運航している」

 こりゃ台風だし、出てくるときに、

 「旅にでるより田んぼの草を取れっ」

 と、ばあちゃんにあきれられたことだし。

 秀吉の信長仇討ち大返し的にいえば、おいらの奥羽おお返しを決行した。




  時間つぶし的散歩もいい。

 鶴岡で無料観光自転車を借りる。


 
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  おやまあー。

  妖艶な看板を見て、胃袋が発情してきた。


 
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 なので、夕方から、てきとうに飲みはじめた。


 「最高級のゴクッ!」


 びーる、梅酒、にほんしゅ。

 
 新潟到着6時半。

 
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 帰着の待ち合わせ場所、あったかバスセンターのそば。

 旧姓安宅、バスセンターのばばのクルマに乗って自宅に戻る。


 バスセンターのばばとは、妻のことである。


 そばとばば、芭蕉先生の影響あり。


 ということで。

 この日、新潟の祭り民謡流し初日。

 多少活気づいていたのを横目に見て、3日間の旅行が1日で終わって平穏。


 はて、これから、駅においてきたスクーターを取りにゆく。


 おまけ。

 鉄道旅の親子。いいなあー。

 
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 (8/9午前9時記す)



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by kbmn37gnkds | 2014-08-09 09:00 | 茶がらけ日記
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