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茶がらけ日記・熊本編

 長崎から南に下ると、島原半島です。
 九州の地形にさっぱり関心がなかったため、島原が半島で天草が島だということが、はじめてわかりました。
 九州旅行3日目は雲仙、熊本、霧島温泉のドライブ三本立てです。


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 普賢岳をバックかもめの餌付け

 島原市から対岸の熊本市までは、フェリーで約1時間です。
 普賢岳の赤々とした姿を見ながら、そして、朱鷺子の餌付けを手助けしながらの船旅。私と妻は、乗船前に、のり弁・しゃけ弁をそれぞれ大盛りにして、のんびり昼飯をくいながらです。
 朱鷺子は鳥のくちばしが怖くて、えびせんをくれられないので、弁当の箸についていた爪楊枝にさしてやっています。
 シャッターチャンスはのがしませんよ。あーこらー とりめら。

 となりの高校生グループ(剣道部らしい)は、なんと餌付けどころか、かもめを生け捕りにしてしまいました。さすが宮本武蔵のお膝元、おみごと。



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 鉄筋コンクリート造重要文化財「熊本城」

 名城とうたわれる熊本城が、人生上り坂・くだり坂、そして「まさか」の鉄筋コンクリートとはがっくりです。おまけに、役所のたらずどもが考えついたのか、城門や広場にアルバイトの甲冑武者、槍の浪人、下の写真にあるような忍者が、まつたくやる気なく、うろうろしているのです。
 
 「ほんものの武士でござるか、ご苦労」と声をかけるも、茶髪の浪人は首を振るのみ。
 おいおい、それだけかよ・・・・・それだけだよって返ってきそう。

 門番のよろいかぶと大学生は、二人でしゃべっていて、まったくもって、ふしだら。

 最後に出会った忍者は、「忍びのものでござるか」との掛け声に、
 「そんな昔の言葉をつかっていたら舌をかみますよ」だって。太秦が江戸村で修行して来い。コンクリにがっくり、人間にがっくり。熊本城。

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 アルバイトのにせ忍者あらわる
 手裏剣をとりだして記念撮影。ポーズとらせるまで手間のかかるアルバイトだ。



 ・・・・・このあと、朱鷺子と私は、広場を忍者走りしてトイレに向かったのであった。にんにん
    (ばかな親子だとおもってるだろうな、アルバイト忍者)

 (次回は最後の茶がらけ日記・鹿児島編です。なんとかここまできました)
by kbmn37gnkds | 2006-03-10 17:03 | 茶がらけ日記
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