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茶がらけ日記・鹿児島編


 九州4日間のたび、最後の鹿児島は、なんとどしゃ降りの雨模様でした。

 ああ、あれが青空にたなびく桜島の噴煙・・・・・なんだね

 ♪花は霧島 煙草は国分・・・♪おはらはぁー桜島・・・・を車の中で練習していた一行は、鹿児島市内はもちろん、金港湾、桜島、大隅半島もまったく見えない五里夢中のなか、指宿有料道路を南下したのでした。
 ちなみにきのうのテーマ曲は、あんたがたどこさでした。(どーでもいいですよ)


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湯煙の霧島温泉

 霧島温泉、霧島国際ホテルのまどから写す。湯煙ただよう。ほんとは、ここから鹿児島湾を一望できるはずなのに、あなくやし。
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知覧町の富屋食堂
ご存知、高倉健と田中裕子のホタルのロケ地、復元された隊員たちの憩いの場である。まあ、こんなミーハー映画よりも、原作本のほうが、よっぽどすごいけど。
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特攻資料館の三角兵舎と自衛隊員
 年配の温泉旅行団体ツアーと自衛隊員が8割、あと外人4.5名ほど。

 知覧の町は、旧武家屋敷通りと、この資料館がメインの観光地。多くの寄付によって、道路には、楠木と灯篭が整然と並んでいて、気持ちがいい。

  

 町が聖地になっている 
   資料館で泣く男。

  親に遺書を書く17の青年と、子どもに遺書を残す29の壮年の姿。
  実際の遺書は、軍の統制下にあったため、戦後に届いたという。

  館内に流れるプロペラの音。ひとつのコーナーに富屋食堂での隊員たちの笑顔。
  この写真を撮ってくれてたのは軍のカメラマンだろうか。

  写真を見ながら先に進む。隼戦闘機、疾風とドイツのエンジン積んでいた飛燕戦闘機が無残な姿で展示されている。
  
  新潟の特攻隊員を見つけた。
  水原町と付箋があった。長谷川武弘と名前があった。18歳だった。


  資料館には、朱鷺子もついてこなかった。ひとりで見学した。

  この資料館は、沖縄ひめゆり資料館とは違う。
  日本軍のせいで沖縄の人が巻き込まれて死んだというシナリオもない。

  この資料館は、長崎原爆資料館とも違う。
  直接、市民が大量に死んだという歴史観点ではないから。



 家々の仏間にある軍服姿の写真。
 身近なところでも、多くのことが語られてしかるべき。



 やっとのこと、旅行記書き終えました。
 こういうのは、時間たってからのほうがいいわ、いらない情報が消されてるから。
by kbmn37gnkds | 2006-03-13 10:44 | 茶がらけ日記
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