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あぜ塗り・日より


 国営廃水わきの田んぼにて、トラクター後方を写す。
 毎年あぜ塗りしてるから、よその田んぼよりもあぜが太い。

 
 
あぜ塗り・日より_e0034554_168322.jpg


 あぜが太いと、デブチンでもよろけずに歩ける半面、稲を植える面積が減る。除草剤をまく面積が増える。いいのか悪いのか、わからんけど、機械があるから使っている。

 父親は、機械好きだった。
 乗用車の新車にはまったく興味がなかったが、工作機械とか電動工具には目がなかった。
 
 このあぜ塗り機を買うときもそうだった。きれいずきな性格にうってつけ。カタログ手に入れてから彼の思案が始まった。共同での所有者探し、金策も必要だった。おれは購入に反対だった。
「あぜがきれいになっても収入は増えない」が理由。そして、前年に400万円のトラクターを買ったばかり。
「年寄りの道楽農業!」になってしまうともいった。すでに、農業会計の実権を渡してしまっていたため、強行に買うとなると、自分の貯蓄しかない。
 
 父親、聞かない性格ゆえに、最後には、母親のへそくり20万円が投入された。

 いま、そんなあぜ塗り機を引き継いで、農業やっている。

        いまのところ、機械というものに苦労していない。

                               ・・・・・お蔭様。



おまけ

あぜ塗り・日より_e0034554_1495685.jpg歓送迎会のあとに立ち寄った「出雲そば」
 三段積みの器に、手打ちの10割そばが入っている。飲んだあとにしては、恐ろしくごつごつしていて本物でうまい。
 この日、「ホテルイタリア軒」で一次会、二次会は「山小屋」。二回目にして、行者にんにく薄っすら醤油漬けにありつく。山菜のてんぷら、しめさば、ふきみそ。いずれも素朴ながら、おいしかった。
by kbmn37gnkds | 2006-04-05 17:31 | 木場のこと
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