角田の柿団地では、春の仕事がのんびりと行われていて、煙もまっすぐにあがっている。
やはり、この里は昔から、山が風雪から守ってくれていて、温暖で日当たり良く、まごまごしていると、今年はみかんが育ちそうだ。。さすがは北国街道沿いである。
なんと、1月大寒を昨日終えたばかりなのに、今日は超ピーカン新潟なのだ。
昨晩、この情報をキャッチしたわれわれは、
「山頂野点らあめんやっかー、おー」賛同者2名で角田山に向かったのである。
遠藤実寄贈の平成大観音口から久々に登頂、途中板井の長瀞夫妻にあい、また五ヶ峠口では、4Gビーチの若杉氏にあい、いずれも天気がいいと、家にいるのが罰が当たる的、面々のようだ。
会う人会う人に、朱鷺子は何歳と聞かれ、その後、おれはどうもおじいちゃんに見られているようで、
「おんなじぐらいなんだけど、国上山が精一杯、うちの孫」とか、
「おれも今度、孫連れてこようかな」などと、少なからず会話が弾む。
まー、うまくしたもので、子どもを露払いに従えていると道を譲られることも多く、わざわざ写真を撮ってくれるっていう酔っ払いも、山頂などにはうろうろしていて、話題には事欠かない。
朱鷺子も、色々ほめられ、声かけられてるから、しゃんっと歩くことができるのもあって、とうとう五ヶ峠口から麓にある車まで歩きとおした。
いやはや、稲島コースの倍は歩いた。
しかししかしである。
この天気は変だ。
気弱な木場もん村人Aは、あとにたたりがあるんじゃないかと真剣に思っている。