今日は父の命日。
いつものように田んぼをめぐり帰宅。
「今日は正命日らっけなー」
「うん,御膳様もったよー」・・・・妻
「じいちゃんの命日られー」
「あっそうかー」・・・・仏壇に御膳様に運ぶいろは。お参りのゴンゴーンが聞こえる。
「にいちゃん,じいちゃんの命日られー」・・・シャワーからでてきた麟太郎。
「うん」
毎年のこの時期は,墓場のぐるわ,屋敷中が花だらけ。
「花はすぐに落ちて庭を汚すから好きではない」・・・父。
といいつつ,墓までの参道わきは,しゃくやく,つつじに囲まれている。
しゃくやくは,つぼみのうちはいいが開き始めるとばらこくたいで,ミートゥーである。
いま一番の盛りは,この蓮華つつじ。
お父さん,あなたが山から持ってきたものです。
先日,このわきに穴を掘り,使用厳禁,昭和の時代の農薬を埋めました。
穴を掘らせた長男の麟太郎には,
「この場所には,口に入る作物を絶対植えないように,孫子の代まで伝えるように」
この蓮華つつじが,ラフレシアのようになったら,化学変異と思ってください。
(先祖予備軍より)
※最初の写真は,スギナの中のシロツメ草。