おいらには。
歴史にのめりこんで、あらん妄想、夢うつつ、もしこの人がこんな出会いに恵まれていたならば・・・などなどと、世間の人とか歴女なる浅はかな者どもは、戦国・幕末などをにわかに勉強し、たとえば飲み屋などで、にわか仕立ての歴史観を高言しているが、ここを忘れてはいかがなものかということを伝えておく。
満州では・・・
中支では・・・
石碑・墓碑に多くの歴史があり、近世の歴史においては、まだまだ生きている人がいる。
そんな、80歳現役世代と、酒を飲む機会があると、生々しく往時が刻まれるということだ。
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先日。
会社の飲み会が、沼垂のお寺界隈に近くあり、時間があったので散歩した。
先の戦、日中戦争あたりに戦死された人の墓は、参道正面などの、比較的にいい場所にある。
以前。
ひなびた山奥の集落で、戦死者の御霊を拝んだ。
こんな、長文はない。
ただ、あきらかに兄弟が戦争で死んでいったという、つながりのある連名の墓碑を拝んだ。
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美化・美談・神格化はしない。
しかし。
当時、近所のお兄さんが、元気に送られて死んでいった歴史がそばにある。 ・・・ということだ。
(桂林旅行記・中国側より)