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父親と牛


 あぽんな・たいむ昭和20年代。

 
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  親父と牛。

  アルバムには、昭和27年のお盆、牛の15才記念とある。

  この時父は19歳。

  父から聞いた話では、頭のいい牛で、水路をわたるときの、幅30センチ程度の板の橋を、一気にかけ抜けたという。
 その後。
 耕運機が導入されて売られていくときは、目から涙を流したという。
 つられておやじももらい泣きしたという。

 牛は売られていった。父もすでに骨になった。
by kbmn37gnkds | 2010-06-27 17:05 | あぽんな・たいむ(写真スキャン)
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