活きのよさ さばきやがれと とがるくち
しゃれこうべ 干されながらも 味を出す
いずれも市場の顔、ブリと鮭である。
整いました、575。
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平穏な日常に戻り、仕事場に通っている。
ただ、楽しみにしていることは、市場を見ることである。
最近たてつづけに。
風呂に浸かりながら、寝ながら、バスに乗りながら、茶番な推理小説、ハードボイルドを100円で買ってきて読んでいる。
その効果は。
1.長風呂になった。発汗がよくなった。
2.犯人に追われている夢を見るようになった。
3.娑婆をあきらめるようになった。
効果の3を解説すると、自分が主人公にならない年になったということだ。主人公に身を写すということが難しくなってきたということだ。
激しいアクションもできず、女性とかかわることもなく、大してお金もなく、世の中の動きも大きな世界も知らず。合気道などをやっていたのはもはやいにしえで、ナイフをけり落とすなんてこともないし・・・
今からできることといえば、昨今クマが里に出没していて、猟師が少ない状態にあるってんで、散弾銃ぐらいの鉄砲打ちになれるかなあというぐらい。
熊を撃って毛皮にして、肉をさばいて美味しく食べる、または希少な肉を売りに出すという経済行為ならできるはずだ。
活きのいい顔、佐渡のブリと、吊るされてしゃれこうべの味を出すシャケと、甲乙つけがたいよっていう、それぞれ味がある、いわば役割があるのよを、娑婆諸君が感じてくれれば、世の中まだまだ捨てきれないし。
という願望を持ちつつ、今。
バナナ屋さんが、またまた我が国を「仕分け」している。
NHKは龍馬式洗濯機をフル稼働させている。 坂の上の雲につなげる魂胆が見えている。
蔵王みやげの清酒蔵王を、はや4合詰めてしまった。
なんだかんだで、明日もマーケットに行きたいと思う。