あばたもえくぼ、というではないか。
マウスは別。
さて。
今日は一日、農道を歩き続ける仕事。
果樹地帯で。
ぷぷるっぷうー、さみいさみいー。
「かりん?」
「おう、ひろってもってけー」
農家。
「レクチェだっ」
おいら。
かわいそうに、1つ500円になるものと、野辺の送り、木枯らしにさらされるものと・・・・。
あばたひとつで、ごむたいなこってす。
ほんとに、もったいないと思う、かといって、BC級を市場のディスプレイに並べられないし。
農家は、手塩にかけた、実を捨てる。
苦渋の決断だと思うよ。
またさて。
農業の6次産業化が、いわれている。
産直市場がはやっている。
さらに踏み込めば。
はねだしのマーケットを農家同士で作ろうではないか。
苦労を知っているもの同士、あばたもえくぼをし知っているもの同士、求めるレベルが違う、消費者とは違う市場を。
たとえばたとえば。
「農薬、何まいたん?」
「あれ、ほれ、1000倍、3回」
「あんげ、効かんのかー」
「あんげん、ジェネリック農薬らねっかー」
「しょうがね、町もんがうるせすけー」
「てーへんらね」
たとえば。
「たんた、こっつばきの、ぶちらねっか、なっじもねんろー」
「・・・タリメラコテヤッ、かかといさけして、ばちがあたったんてぃぇー」
「お、そっらばしょうがね、ばちあたり賃、ほろてやるすけ、でら、3つ4つ」
・・・・・・てな具合。
完全なる、ファーマーズマーケットの会話である。
どんな工場にも、不良品はでるーさ、
どんな会社にも、不良はいるーさ、
である。
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さて、風雨の中で仕事してて、写真がないので、引っぱるのもこのくらいで、やめておく。
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