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みちのくう・・ぶらり旅(3)

 
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 朝6時。

 温泉旅館の浴衣を着て散歩にでる。

 老舗商店街のばあちゃんが、付近を説明してくれた。

 しかし、いたるところに廃墟。

 解体工事を待っている温泉旅館の数、ざっと3割。

 栄光の温泉歓楽街も、ここまでくると、さびしい風景となる。


 
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 朝、共同浴場前でラジオ体操。

 特攻隊のような服装の男性が、各所から集まって来る。

 聞けば、解体作業、除染作業で、福島に長期逗留している人たちだということ。

 東日本大震災、耐震構造ではない、温泉旅館の解体。

 日本の社会構造が変革、豪華温泉観光旅行の衰退。

 超高齢化社会、人もモノも、ストックマネジメントが課題となっている。


 話は、最初に戻る。

 朝、この街をうろついて、げた履いて浴衣きてたの、おいらだけ。

 曾良と芭蕉もここに逗留、 蚤虱、蚊の襲来で大変だったそうだ。

 坂井順子さんの温泉の哀しみを、しみじみ感じた。


 (前回はこちら


 (その前はこちら
  
by kbmn37gnkds | 2013-09-30 07:08 | 茶がらけ日記
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