家で食べるそばのことをかそばという。
いや、そのそばのことではない。
また、カソバの女って、古い歌でもない。
火葬の場。
村の火葬場、そこにむかう決死隊のことだ。
本日、区長以下、屈強な村役がここに向かう。
除草剤の機械をかついで、荒れた藪に向かうという。
村の火葬場は、役目を終えて久しく放置され続けている。市営の火葬場ができてからだから、50年ちかくはたつ。
よそでは、圃場整備や村人のごうりきで祠になったりして消され、こんな姿は見かけない。
おいらは、いくなと昔から言われている場所なので、52歳になった今も、ここに立ち入った事がない。
おいらよりも一昔の人は、ここでのほとけ焼の監視係とか、まきを積むとか、の話ができる。
本日、午後4時、お寺様の読経とともに、作業が行われるということだ。
言い伝えでは、火葬場をきれいにしようとすると、先導者が、ちゅうきになったり、梯子から落ちたりするというから、小林区長さんも慎重にお願いしたい、安全を願う。
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以前の記事はこちら2006.01.22)
わが社の宣伝部長さんちのザクロがうまそうになっていた。
「ひとつもがせてください」
「いいよ、いくらでも」
3つ、もいできた。
秋を満喫するさあ。
1枚目の写真、セイタカアワダチソウのうしろのおおやぶが、村の火葬場。
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