ブログの右写真校舎をご覧ください。
今年もやってきました。
三島由紀夫ならば,憂国忌というべきか,木場小学校廃校3回目の法要というべきか,校庭の大掃除が行われます。
誰もいなくて,人も見向きもしなくなって,くもの巣が張って・・・
子供の遊び場として,是非残してください・・・とお母さんたちがいっていたのにこの始末。
その母親の子供たちは,高校生になって遊び場なんて必要なくなりましたから・・・
平成17年秋。背高泡立草に囲まれた校舎。ここは,1.2年生の畑で,芋が植えられてました。私の大好きなフレーズ。「つわものどもが・・・」です。
そこで,我々庭木好き(俺だけか?)が意を決してはじめたのが庭木の手入れです。
話は昔のこと。
もともと,木場の小学校は地区内には珍しく立派な,それも大きな校庭がありまして,というのも,今の校庭の場所がもとはグランドだったところだったのですが,昭和30年代に木場地区で大規模耕地整理が行われた折,農家ではその工事費用がないため,自分たちの土地の一部をみんなで出し合って,そして村に売って工事費用に充てようということになって,その場所を小学校にくっつけて,グランドとして当時の黒埼村教育委員会に買ってもらったものなんです。非常に賢いやり方と私は感心しているのです。
話は近未来のこと。
あと5.6年後。この学校跡地に新潟市歴史資料館がくることになりました。客寄せパンダが村に建っても意味がないし,積極的な活用とPRが大事と思い,それならば思い出の校庭を一部でも残して活用してもらえればとこの庭木保存の活動を始めました。うまくいけばと願っています。
村に全戸配布するチラシ,載せときます。クリックしてみてください。