越後地方,いまだ梅雨入りしていませんが,お盆までに終わらせるという,庭師の使命により松の木から剪定始めました。
てっこつの傘の部分を終えたところ,脚立の上から写す。
何枚か,夕日と松の構図で撮りましたが,オレンジのしみになったり,南十字星になってしまって,とうとうこの駄作になってしまいました。
今年の越後地方,涼しい。もうすぐ田んぼの中干(※)に入るのに,株の太りも今一。いま旬のそらまめも,まったく害虫がつかなくて,高原野菜状態。去年のソラマメは,アブラムシの大発生(※)で真っ黒くろすけで苦労したけど,らくちんだ。
この時期,農業王国新潟県は,全国で一番日照時間がおおいんだってさ。甲信地方は入梅しても,日本海の高気圧がブロックしているらしい。
※中干とは,田んぼから水を抜いて乾かし,地中深く根が入るように,また水のない状態にして地中の酸素を供給するために行うもの。
※アブラムシはハダニがびっしりついたところにやってきて繁殖する。それを食べにくるクモ,カエルがやってきて,一大食物連鎖ワールドができあがるのだ。
ちなみに,この木は田んぼわきに植えてる柿木。
晩秋にこれでもか,と,いじめて坊主にしてもしつかり芽吹いてくるのです。
秋の剪定は,おれ,恐怖のジェイソン状態です。