木場城と宮のもり公園のこと

 
e0034554_63621100.jpg

  (水浸しの田んぼ、今朝の様子)
 
 中学校の総合学習で、数人の生徒が木場城をテーマに学習するという。
 先生から、
 「お宮の見学と、事前知識として生徒からの質問などを、簡単にまとめたものを送るので、どうか書いてほしい」
 という依頼を受け、
 「木場のこと、子ども相手の歴史ぐらい」
 と、引き受けた。
 お宮を守る山際さんに、これこれしかじかと手配し、1枚の回答文をつくった。

  その後。
  昨日、26日が校外学習の日で、あいにく昨晩は、職場の飲み会で留守にしていたところ、先生から何度もお礼の電話をいただき、家人が私に代わってお礼の言葉を受けたようだ。
 お宮の山際さんも、八幡様本殿まで開けてくれたようで、親切に説明してくださったそうだ。

  簡単なことでも、役に立ててよかったと思う。


 (以下、質問と回答)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
  宮のもり木場城公園について

1.いつ、できたかってえ?
宮のもり木場城公園は平成8年完成、木場城は上杉氏が残した歴史の書物によれば、織田信長が全盛のころ、1581年に出来ている。

2.どんな目的でつくられたかってえ?
 宮のもり公園は、農村にも公園があったらいいなあということで作られたもので、水中生物の観察が出来る池や、水遊びができる池とそこに木場城をモチーフにした遊具などをつくり、まえからあった木場八幡宮の緑の森を一体にしたものなんだ。
 そして演劇やコンサートができるステージと水洗トイレと、家族でバーベキューができる石組みのかまどが作られている。

3.昔、宮のもり公園の場所に木場城があったのかってえ?
 木場城は「木場の郷土誌」によれば、古くから村人が「すけしろ、助城」という呼び名の地名を残していて、現在の木場でいうと奥のほうの新田にあったという説が強い。けれども、当時の村の状況と、木場の庄屋さんである山際家が関わっていたお寺とお宮の位置を考えてみると、どうも宮のもり付近にあったという説のほうがいいようだ。わたしもそう思っている。

4.木場城の名前の由来とは?
 木場という地名は、越後の新潟が名前のとおり、「新しい潟」で、黒埼も木場もぜんぶ沼地だったころ、船の発着に適したところで、遠くから切り出されてきた山の材木が、荷揚げされたり積み替えられた場所らしい。全国でも木場という地名はそういうところに名前がついている。木場の川前には昔材木屋さんだった家が数軒あるしね。
 木場城は、新潟の地を監視する上杉家の戦略ポイントとして、ほんの少しの間だけ築かれたものなんだよ。

5.今後のめざす方向とは?
 さて。多くの人からきてほしいね。

6.お賽銭はどのくらい集まるかって?
 さて。以前に賽銭泥棒がやってきて、賽銭箱をひっくりかえそうとして失敗したっていうから、そうとう重かったのでは。
 賽銭の金額はやはり秘密でしょう、神様のもうけですから。

7. お賽銭は何に使われるのかって?
 お祭りの時の費用やお宮修理の積み立て、神主さんへの謝礼として使われている。

8.その他
宮のもりと木場八幡様の場所を良く見てほしい。
昭和53年に高速道路が開通し、その後昭和57年に新幹線が新潟と東京方面をつないだ。宮のもりはその新幹線と高速道路が、新潟から東京の間で、もっともくっついている場所なんだ。
 当時、宮のもりの周辺にあった多くの家々は、新幹線と高速道路工事にあわせて、別の場所に移転したけれども、お宮の隣にある山際善平家は移転しなかった。
 「代々我が家は、お宮を守る仕事をしている」
 「移転なんかしなくて、けっこう」
 すばらしい事だと思う。けっこう騒音がすると思うけど、お宮を守るという信念と使命をもっていられる。
 そして木場の村では、この宮のもりを地域のみんなで守っている。老人クラブの人たちは、ごみ拾い清掃を毎月やっている。子ども会は秋祭りの前になると、朝6時から全員で草取りを行う。上組から川前、新田までの各組が当番制で掃除を行う。

 もう一つ、木場の八幡様の秋祭りには必ず雨が降るという迷信がある。みなさんからぜひ調べてほしい。毎年9月4日、宵宮は9月3日。今年、去年、一昨年と雨が降ったかどうか。
          
             平成20年9月24日
                   
             木場在住  いちげにはや木場もん

    
                   (参考文献 黒埼百年/木場の郷土誌)

 
e0034554_6412469.jpg

   (お宮の大掃除風景2008.8.31)
[PR]
by kbmn37gnkds | 2008-09-27 06:07 | 木場のこと
<< PTAの集まり 希望の翼、朱鷺・トキ大空へ >>